
1.研究対象としての「さんべ」の魅力
かつて山陰本線の西側を走った急行「さんべ」は、東の「だいせん」に比べて地味な印象がある。
しかし、昼行の気動車の編成が山陰本線・美祢線・山口線経由に3分割されて、再び併合していた時期があったことは有名である。また、私自身も中学生の頃、修学旅行で九州へ向う折に利用したのが実は「さんべ」であり、同級生たちと車内で大騒ぎをした想い出から馴染みがある。ところが、夜行の客車列車となると、どうも記憶が乏しい。だからこそ、このシブイ「夜行さんべ」に対する追憶を押えきれなくなったのである。従って、気動車の「さんべ」については他に機会を譲ることとする。
■昭和43年10月当時の急行「さんべ3号」の編成を再現(<歴代の列車編成:その2>e)

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