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![]() 心象風景の再現:ジオラマ企画 第4弾〜脳裏に深く刻み込まれた想い出の情景をジオラマで再現するシリーズ〜 ![]() ■ジオラマ製作の救世主平田車庫−川跡駅−大社線エンドレス(週刊「昭和の鉄道模型をつくる」)のセクションを連結した一畑電鉄のレイアウトで、たまには気分を変えてC56牽引の快速『ちどり』を走らせてみたのがきっかけとなり、またジオラマの製作意欲に火が着いてしまった。そうだ、木次線を作ろう! 既にDDF製の出雲坂根・三段式スイッチバックを所有しているが、これはまだ自分で作れなかった頃に、設置場所の制約から幅600mmにデフォルメして発注したディスプレイ専用であり、勾配が不自然なほど急になっている。そこで、今度は存分に走らせることができる出雲坂根のスイッチバックが欲しいと思ったのである。先ず構想を練ろうとDDFのカタログ「D-PLANS」に掲載されている“紅葉の木次線”を参考にした。しかし、それは2,600×450mmという大きさが問題で、固定式線路を使用し、実際の線路配置を極力忠実に再現したという割には、二段目にあるスノーセットの向きに違和感も感じる。ならば思い切って1,800mmにサイズを縮めても、TOMIX製レールを使い、よりリアルな情景が再現できるのではないかと考えたのである。 従来、レイアウトの設計にはKATOやTOMIXのレイアウト用定規を用いて手書きで1/10の設計図を作っていたが、どうしても誤差が生じ、ベースボードにレールを敷いた段階で設計の変更を余儀なくされることが多いという難点があった。今回は特にC56牽引による快速『ちどり』編成(実寸490mm)が折り返しできる、ポイントから先の有効長を必要としたこともあって、設計上の誤差を最小限に留めなければならない。その対策として、TOMIXの鉄道模型レイアウターF2006を使ってみることにした。このCDソフトは、パソコンの画面上にTOMIX製レールやストラクチャーを部品パレットからドラッグするだけで、自在にレイアウトが設計できるスグレモノである。レールが正確に接続されているかどうかも画面表示で確認できるようになっているので、設計図の精度も確保できる。また、設計に使用した部品リストの価格計算ができて、設計した図面を3D表示することもできる。もちろん、図面のファイル保存や出力ができて、2,940円という価格は実にお得である。すぐに慣れる簡単操作なので、いくらでもレイアウトが設計したくなるほどだ。弱点は、 *勾配線区を設定する場合は既製品の橋脚及び高架線路のみに対応しており、任意に勾配を設定することができない(平面図では支障はない)。 *制御機器パレットがDCフィーダーだけ用意されているため、ポイント・コントロールボックス等に関しては別に見積が必要。 *部品リストの計算は購入が必要な点数と合致しないケースもあるため(例えばセットしかないミニカーブレールの必要本数はカウントされないなど)、買出しの際には見直しが必要。 などが不便ではあるが、何度か修正を繰り返した結果、1,800×380mmのサイズにほぼ思い描いた通りのレイアウトを設計することができ、ことのほか気分が高揚した。これは、まさに“ジオラマ製作の救世主”と言っても過言ではないだろう。更に今回の製作では、他にもいくつか新たな試みを採用することにしている。 ![]() next→ |